寝込んでしまって、気が付きゃ日向になってたよ。

ついに死者まで出しちゃいました。バンコクのデモ騒ぎ。
それも、反政府派と支持派の市民同士の衝突ですから、
いやはや、なんとも、なんでそうなるのか理解ができません。
デモ隊を鎮圧できないサマック首相の存在感も薄いし、
こんなことで、再度軍部が政治介入するような事態になれば、
民主主義後進国をまたまた露呈することになってしまいます。
もっと、いい方法ないんでしょうかねぇ。タイファンとしては残念至極であります。

写真は、PADが政府庁舎と国営放送局を占拠した26日（火）の午後、
バンコクのど真ん中の渋滞交差点の緑地帯の中、
植栽の手入れに疲れたか、物売りに疲れたか、
それともただなんとなく昼寝をしているのか、
何が起こっても、オラ知らねぇよ、と昼寝を決め込むおっちゃんでした。
ま、とにかく、暑いんだから陰に入れば、、、。

一般市民はさほど生活に影響は出ないんでしょうが、
旅行者は、飛行機が止まっちゃうことを心配しなきゃならないんで、困ります。
現在の外務省発表の渡航情報は次のようなものですが、
要約すると、「行ってもいいよ。」です。


タイ：バンコクにおける非常事態宣言発令に伴う注意喚起（続報：その3） （2008/09/02）

１．現地時間9月2日午前1時（日本時間午前3時）頃、首相府周辺において、
反政府市民団体「市民民主化同盟（PAD）」のデモ隊と
親政府市民団体「反独裁民主戦線（UDD）」のメンバーとの間で衝突が発生し、
死者1人、負傷者40人以上が出ましたが、軍や警察が出動し、
現在、事態の沈静化が図られています。

２．上記事態を受け、同日午前7時（日本時間午前9時）、
サマック首相は、首都バンコクに「非常事態宣言」を発令しました。
これにより、「5人以上の集会の禁止」、「報道の検閲」等の措置がとられますが、
外出禁止令は発出されていません。

３．つきましては、タイに渡航・滞在される方は、報道等から最新情報の入手に努めるとともに、
首相府等の政府機関や集会、デモ等には近づかず、
不測の事態に巻き込まれないよう引き続き十分注意してください。

４．なお、タイについては別途「危険情報」が発出されていますので、
その内容にも御留意ください。

タグ：バンコク PAD 非常事態宣言