1971年のRolling Stones [音楽]
Sticky Fingers
Rolling Stonesは、1963年6月、ビートルズから8ヶ月遅れて、
シングル『Come On』でデビューしました。
翌年、米国でツアーを始めたものの入りはサッパリ。
米国での人気は、1965年の『Satisfaction』のリリースを待たねばなりません。
この曲を収録したアルバム 『Out Of Our Heads』(USバージョン)は、
アメリカにおける最初のNo.1アルバムになり、プラチナ・アルバムを獲得しました。
また、この曲は、ロックの精神を体現した名曲とされ、
2004年に『ローリング・ストーン』誌が選んだ「史上最高のロックソング500曲(The RS 500 Greatest Songs of All Time)」では2位に、
2005年にイギリスの音楽雑誌「アンカット」が企画した「世界を変えた」曲、映画、テレビドラマを選ぶ特集では4位となっています。
人により、№1アルバムは違うのですが、
私の選出したのは、これ。『Sticky Fingers』、当然、1971年のリリースです。
タイトルからして意味深ですが、このジャケットには本物のチャックが付いていて、
降ろすと白いブリーフの写真が現れました。
収録された名曲は『Brown Sugar』です。
この翌年の1972年には、傑作として名高い『Exile On Main Street』が発表され、
ビートルズなき後のロック界の先導者の地位を確固としたものにしました。
この後も、ドラッグ騒動が日常茶飯事ではあったものの、第一線での活躍を続けてたのですが、
個人的には中弛みの時期ではないかと思われます。
そんな中、1982年に、前年の全米ツアーを収録した『Still Life American Concert 1981』をリリースしたのですが、とてつもないエネルギッシュさにビックリ。
ストーンズの凄さを最確認した次第です。
ラストの『Star Spangled Banner 』は、ウッドストックのジミヘンを真似たのでしょうが痺れました。
・・・ところが、残念なことにこのアルバム、コンサートの臨場感を伝えられていないと批判的な意見が多かったようです。
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