1971年のYES [音楽]
Fragile
1969年に『イエス・ファースト・アルバム』でデビューはしたものの、
売上げ順位は記録されていません。
翌1970年には『時間と言葉/Time And Word 』を発表するものの母国全英でやっと45位。
中堅どころといったところだったのですが、、、
1971年発表のサード・アルバム『The Yes Album』が売れてしまいます。
今は、YES=プログレとグループ分けされてしまうのですが、
当時は、アート・ロックとかサイケデリック・ロックと呼ばれていたようです。
サードで何が変ったかというと、ギタリストにスティーブ・ハウが加入しています。
ロック系ギターのピーター・バンクスからテクニック系に進化を遂げたのですが、
実は、私はこのサードまでの音を聴いたことがない、、、。
この年さらにメンバーが代わり、キーボードにリック・ウェイクマンが加入しました。
ここで、曲作りとその表現方法の重厚さにおいて一気にピークに達しました。
「イエスの楽曲の中でも極めて高い完成度と緊張感に満ちた演奏を堪能出来る名盤」
『こわれもの/Fragile』をリリース後、翌年1972年には、
連続名盤『危機/Close to the Edge』でトップ・グループの仲間入りを果たしたのです。
でも、私の場合、彼らの曲の印象が薄く、
1973年の『海洋地形学の物語/Tales from Topographic Oceans』を最後に、
興味がなくなってしまいました。
名作『Fragile』以降、ジャケットデザインをロジャー・ディーンが手がけていたのですが、
この人の作品をかなり気に入ってて、レコードはいらないから、
ジャケットだけ安くで売ってくれないか、なんて思っていました。
コメント 0