SSブログ

言語学概論 [サムイ]

08.04.25_サムイの朝日(モノクロver.2).jpg

外国に行って面白いのは、言葉が通じないことにある。
だから、一生懸命考えていることを伝えようとする。
これが結構伝わったりする。

でも、共通言語を持っていながら、いや、持っているからこそ、
日本では、日本語が伝わらなかったりする。
これは、伝わることが当然のこととして捉えられていることに対する油断に起因する。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ネットコミュニティ

nice! 0

コメント 2

Pikaりん

サラリーマンはとかく言語を駆使する職業です。販売、勧誘、クレーム対応、商談、会議、接待、研修、講演、挨拶。特に説明を聴く機会はたくさんあります。話の上手い人、下手な人というよりも、話が分かり易い人、話している内容が伝わらない人の方が気になります。

話が分かり易い人を注意して観ていますと、聞き手が聴く話の背景をどのくらい理解しているのかを、まるでレーダーのように察知しようと努力している様子が伺えます。そして聞き手が関心を示しているのか、そうでないのかも顔の表情は返事の調子から着実に読み取っていて、興味を示さない場合には、切り口を変えてきます。つまり聞き手中心に考えています。

一方、話の分かりずらい人は、自分本位で話が展開します。こちらがどの程度その背景を理解しているのかに関心がなく、資料に追いついているのかも観ていません。話題も自慢話などが入っていたり、情報の出所が曖昧だったり、誇張が露骨に見えたり、虚飾に満ちていたり、怒りの感情を伴っていたり、あるいは逆に無味乾燥として、メトロノームのようにリズムも一定と、いった感じです。
たとえ話が複雑で、余計にわからなくなってしまっていたり、それはもう、理解するのに苦しみます。
そうなると、つまらない、信用できない、頼りない、話を聴きたくない・・・サラリーマンの世界では、やはり仕事はできない部類という評価につながっていきます。

話し上手は聴き上手ということがありますが、カウンセリングでは特にそう思うことがあります。クレーム対応や部下からの相談を受けたときなど、まさに必要です。怒りにや迷いに対する答えは、実は怒っていたり、迷っていたりする人自身が答えを持っていたりすることがよくあります。そんなとき、まずは話をさせるだけさせて、「で、例えばあなたとしては、どんな風に考えますか?」と聴いてあげると、反応しだします。その反応に5W1Hを確認してあげるだけで、最高の答えが生まれてくることがよくあります。

上司が部下からうまくいっていないときに、その理由を上司に尋ねると、「コミュニケーションが不足しているせいだと思います。」という答えが返ってくることがあります。それに対して、どうすべきか?と尋ねると「コミュニケーションをよくしようと思っています。」と答える人がまた結構います。「そうするといいね。」で終わってしまうと、一見会話は成立しているように見えますが、何の解決にもなっていないということがありますね。これを5W1Hで相手に考えさせれば、解決策が比較的容易に、しかも相手が作成して行きます。すると相手は満足します。そして聴いてくれた人に対して、非常に見識が高く、素晴らしい人だと感じるようです。
困ったときの「5W1H返し」。是非使ってみてはいかがでしょう。

by Pikaりん (2008-04-26 02:08) 

kazn

カウンセリングしていただいたみたいです。
普段思っていても、整理してこなかったことを、とても分り易く説明してもらいました。

最近自分でも気になっていたのが、会話の中に「自慢と虚飾が入っていないだろうか?」ということだったのですが、文章になることにより、認識を新たにしました。

後半も職場での、私の対応の未熟さを考えさせられました。

ゴールデン・ウィーク突入ですね。忙しいでしょ?
私はそろそろ趣味の農業を始める時期になりました。


by kazn (2008-04-26 19:10) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

サカナは海の中を泳ぐべし!I wish... ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。