こんなところにもいた、ソウルの客引きおじさん。 [ソウル]
ソウルには2種類のタクシーが走っています。ひとつは、「模範タクシー」。
黒塗りにゴールドのラインが入ってちょっとゴージャスな大型車。
初乗りが3kmまでW4,500-。もうひとつは「一般タクシー」。
白かシルバーが多く、普通の中型車。初乗りが2kmまでW1,900-。
DMZツアーに行く日の朝はけっこう激しい雨となりました。
シンソンソルロンタン（7月15日のお話）までタクシーを使うことにしました。
ホテルの前に停まっていたのは、模範タクシー。
運転手さんは、近所のコンビニでお買い物、もぐもぐ口を動かしながら帰ってきました。
「明洞のソウルロイヤルホテルの前まで」って言うと。
今日は何処に行くんだとしつこく話しかけてきます。パン食べながら、、、。
「コレアサゴハンネ。」
パン飛んでますけど、、、。そして前向いて運転してネ。
「ドコデモアンナイスルヨ。ドコイキマスカ？シャゲキモデキルヨ。」
ロイヤルホテルに行くって言ってるでしょ。
この運転手、お誘いに一生懸命でメーター倒すの忘れてました。
いい人だったのでチップも付けてお支払いです。
この人も名刺を配ってましたが、
日本人観光客を相手にする方々は皆さん名刺を配ります。
さて、料金ですが、1メーターでW4,500-。日本円にすると500円です。
これが一般タクシーの利用だと200円。
3人で割るとすると70円／1人で済んでしまいますから、とてもお安いです。
地下鉄は初乗りW1,000（10km）ですから、
2～3人の近場の移動はタクシーの方が安いことになっちゃいます。
これなら、タクシーで銭湯に行ったって許されるでしょ。
しかし、これで生活費稼げるのでしようか？
そうそう、模範タクシーとそうでないタクシー。量的にはどうでしょうか、半々くらいかなと感じましたが、宙さんの目分量はどんなもんだったでしょうか。私も双方利用しましたが、そうでない方は、車両が若干汚れているかなと感じる程度で、サービスの質に差異はみられませんでした。たまたま、かもしれませんが・・・。
by Pikaりん (2008-07-22 00:58)
割合までは判りませんが、模範タクシーはかなり減ってきているようです。ホテルの前で客待ちはしていますが、街の中ではあまり見かけませんでした。
料金が2倍以上も違うので、こんな制度が成り立っていること自体が不思議であります。
短い間ではありましたが、気付いた差異は次のとおり。
【模範タクシー】
日本人利用度の高いホテルの前の客待ちは、日本語ペラと思って間違いなし。でもそういう人はチャーターしろとうるさく営業活動する。そういう時は「称好 （ニイハオ）と中国人の真似をする。
運転は、普通。乗り心地はいい。
【一般タクシー】
日本語を理解できる人にひとりだって会わなかった。単語さえ。
ガム、クチャクチャ噛みながら話すドライバーとかいて、客に対する意識みたいなものはあまり感じられない。自分の仕事は、「送り届けるだけ。」という感じ。
運転は荒っぽい。かなりボロイ車も走っているが、外見からは分り難い。
今日の記事のソウルタワーに行った時は、エアコンつけると坂道を登らなくなるので、入／切を頻繁に繰り返し、それにあわせて窓の開／閉を行うといったギャグみたいなタクシーにあたりました。
助手席に乗っていて、この動きの理由に気付き、アングリと運転手を見つめたのですが運転手は気付かない振りをしていました。
なかなかやります。
by kazn (2008-07-22 21:04)