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商品の価格決定はいかにして行われるのか? [ソウル]

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海外旅行を格安パックで行くと、免税店に拉致されます。
高級ブランド品を買うのでなければ、税金は免除されているかもしれませんが、
利益がそれ以上に上乗せされるので、一般店より高いということが往々にしてあります。
タイ・バンコクでは、空港の免税店で買うタバコより、
市内コンビニで買うマルポロの方が安かったです。
税金のかたまりのタバコですらこの状態ですから、物の値段の基準が分らなくなります。

韓国の場合、帰国前にキムチ専門店に拉致され、
市価よりもかなり高い日本人観光客用価格のキムチを買わされます。
納得できませんが、マージンのやりとりがあり旅行代金が安くなっているので、
安物パック利用者は、がまんしなければなりません。

海外旅行で日本の感覚とかなりズレているのが、物を買うということなのですが、
東南アジアでは、値段の表示というものは一部の(日本でいうところの)
スーパーとかデパートのような店舗意外ではまずありません。
特に観光地ではすべてが交渉制です。
買う側が安いと感じるか、高いと感じるかは人によってまちまちであり、
その欲しい物を見て、適正な価格で買うという商取引の基本がまだ健在な世界です。
(タクシーなどメーターがあっても動かないとか、動かさないものがほとんどです。
適正価格を知らなければボラれます。
結局、それで納得できれば問題は無いのですが、、、。)
その商品に対して価値を認める人が適切な対価を支払う。
その対価は、万人に対して同じ価格である必要はないわけです。
そして、交渉ができない人は、できないという劣った点を価格転嫁され、
できる人よりも高くで購入しなければならないということが起こります。
別の人と同じ買い物をしたときにいくらで購入できたかは、
生活力を点数化されたような気分になります。
お金を支払う時はすべて成績を付けられているようなものです。
ボラれたと感じたときは、自分の勉強不足を恥じてしまいます。

さて、ソウルでは、庶民が買い物をするスーパーマーケットを見つけられず、
ロッテ・デパート地下食料品売り場に行ってきました。
日本(関西)でいうと、梅田の阪神・阪急百貨店みたいなところなのですが、
観光客用キムチ売り場があり、1m進むごとに試食を強要されます。
もちろん日本語ペラです。
一番流暢に日本語を話すお姉さんのところで買ったのですが、
聞くと、秋田だか新潟だかの出身者で、韓国に嫁いだとのこと。
ペラであたりまえですよネ。
試食し過ぎて、味が分らなくなります。
そして、競争が激しく、客を奪い合うおばちゃんの勢いが恐ろしくなります。

キムチは常温で半日も放置すると、発酵が進みすっぱくなるので、
美味しいキムチを食べたければ、韓国で買わずに日本の美味しいお店を押さえとくに限ります。
私の好みは、大阪・鶴橋・豊田商店のキムチが一番です。

さて、今日も記事とは関係の無い写真<↑>。
写真が小さくなり分り難いですが、
4.5階のバスケット・ゴールはどういうふうに使うの?です。



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