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1971年のCarole King [音楽]

08.12.17_晴れた冬の一日.jpg

Tapestry

これまでずっと英国のグループを紹介してきましたが、
このころ米国では、ちょっと違った展開を見せていました。
R&RやR&Bをベースにおいた、ハードロック・グループももちろんいたのですが、
アコギを使ったフォークやカントリー系グループの人気が高かったのが特徴的です。
たとえば、ボブ・ディラン、S&G(1970年解散)とかオールマンB.B.、、、いろいろ。
きっとこれは天候と風土の違いからくるんでしょうね。

11月13日にAsahi.comのエンタメ・ニュースに、ひっそりと、こんな記事が出ていました。

伝説のソングライター、キャロル・キング単独公演レビュー
「わたしのリビングルームへようこそ~」(2008.11.10/於:渋谷・オーチャードホール)

2005年にリリースされた『リビング・ルーム・ツアー/Living Room Tour 』のために来日です。
半世紀近くを唄い続けた米国版美空ひばり(?)です。

1971年は、超名盤、2,500万枚を売った 『つづれおり/Tapestry』がリリースされた年です。
全米で、1位に15週在籍し、その後6年にわたりチャートに登場しました。
アルバムは4つのグラミー賞(最優秀アルバム賞、最優秀女性ポップ・ヴォーカル、最優秀レコード賞「It's Too Late 」、最優秀楽曲賞「You've Got a Friend」)を獲得したモンスター・アルバムです。

Tapestry.jpg

収録曲は名曲のオンパレード。
1. I Feel the Earth Move
2. So Far Away
3. It's Too Late
4. Home Again
5. Beautiful
6. Way Over Yonder
7. You've Got a Friend
8. Where You Lead
9. Will You Love Me Tomorrow?
10. Smackwater Jack
11. Tapestry
12. (You Make Me Feel Like) A Natural Woman

私はこの頃若かったため、フォーク系よりハード系が好みだったのですが、
数年前のある日、TVから流れる『Will You Love Me Tomorrow?』で過去が甦り、
ついつい購入して、今でも天気のいい日のドライブでは聴いています。
「春の日の土曜日の放課後」のような温かいメロディーです。
最後に、この日のコンサートのコメントを記事から・・・

キャロル・キング(1).jpgキャロル・キング(2).jpg

・・・<前略>・・・
 そして、「この日の1曲」をと問われたなら、
間違いなく、ラス前の「You've got a friend」を挙げる。
ササクレだったこの世の中にあって、友だちがいることの喜びや、
傷ついた友だちを慈しみ、いたわりあうことを歌い上げる。

<目を閉じて考えて、ぼくのこと。もうすぐ、いくよ。君の真っ暗闇な夜を明るくするために>

 そんな一言がからだを温かく包み込み、リビングルームの3つのフロアランプの明かりは、
ひとつ、ふたつと眼底へと吸い込まれてゆく。


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