タイの人

広いバンコクスワンナプームを国際線から国内線に乗り継ぐときに、
接続コンコースに入国審査場があります。
関空を深夜便で出発すると、バンコクの定時到着は4:20am。
何もなければ、30分早く着くので、4時過ぎに審査場にたどり着きます。
空港は24Hのハブ空港なのですが、国内線が24H飛んでる訳ではないので、
ここの職員は24H勤務ではありません。
ですから、審査員が到着して仕事を始めてくれるのをゲート前で待たなければならないのですが、
ここの場合、入国審査場の前に航空会社の職員が搭乗券をチェックしないと、先に進めません。




今年は、5:00amに審査員が到着し、「審査しますよ～」てな顔して私たち旅人を待ってくれてるのに、
航空会社の職員が来ないものだから誰もそこまで行けません。
少し遅れて航空会社職員到着。
やっと通れると、チェックをお願いしたら、隣のブースに行けとアゴで命令されました。
ええ、私たちが乗るのは、バンコク・エアウェイズで、ブースが違うことは分かってましたよ。
でも、チェックする職員がひとりなんだからタイ航空のブースから通してくれてもいいでしょ。
行き先のチェックをするだけなんだから。

しばらくはおとなしくバンコク・エアウェイズの職員が仕事を始めてくれるのを待っていたのですが、
5:20分の搭乗時間になってもまだ来る気配がありません。
隣のタイ航空の乗客は、全員審査場に進んだので、
時間がないからバンコク・エアウェイズの職員を呼んで欲しいとお願いしたら、
別の所にいる人に何やら叫んでいたのですが、それでも誰も来ません。
私の後ろに10人位乗客が並んでいることもあり、しぶしぶ通してくれることになりました。
それでね、私は丁寧にお願いしたのに、、、
通してくれるときに、毒づいてきたんですよ、私に。
なにも、私に怒ることないでしょ、とは思ったものの、とりあえず「コップン・カッ」て言っておきました。
私も大人になったものです。
さあ、6:00発の飛行機でサムイに飛び立つ者は、私に続いて、、、走りなさい!




トラブルのニュースには事欠かないバンコク・エアウェイズですが、
10年来利用しててもまったく遭遇することがなく、ただの噂だと思っていたのです。
昨年の搭乗券発券ミスで、サムイ空港を走った思い出が蘇り、
トラベルはトラブルなのネ、、、と実感し、
空港内で働く人が、空港のソファで寝て夜を過ごし、朝起きてそのまま仕事に着くという、
タイ人の常識を侮ってはいけない、と心に刻みつけ、、、
楽しみにしていたラウンジを横目に、初日から走ってしまいました。

タグ：スワンナプーム空港

コメント 1

微笑みの国・・・顔で笑って心で何を思っているかわからんのがこの国の人。
by mee (2011-09-07 13:19)