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すべての旅はここから始まる [バンコク]

08.11.03_フラ・ピン・クラオBr.jpg

ถนนข้าวสาร ・ Khaosan Road (1)

チャオプラヤー・エクスプレスでワット・アルンの気品ある姿にほれぼれしている間もなく、
右手に王宮、ワット・プラ・ケオ、国立博物館とタイの歴史と文化を彩る一流どころが次々に現れます。
この一体を過ぎると、曲線の美しいプラ・ピン・クラオ橋をくぐり、
ラマ8世橋の斜張ケーブルが遠くに見え出しますが、もう目的地バンランプーはすぐそこです。

08.11.03_ラマ8世Br.jpg

桟橋から薄暗い路地を抜けると、広い道路と薄汚れた街並みが現れます。
この道路を横断し、チャナソンクラームというお寺の参道となる路地に入ると、
もともとのカオサンが肥大化して、はみ出してできた新・安宿街となります。

08.11.03_チャナ・ソンクラム寺の境内.jpg
[この写真は上のお寺境内です。周辺部のパッカー目当ての露店が出ていますが、とてものんびりしてて商売っ気まったくなしです。]

このお寺の境内を東に向うとチャクラポン通りに出ますが、この道を渡るとカオサンに到着です。

1980年代に世界中のバック・パッカーがここに集まり出しました。
なぜかというと、タイの国内旅行も魅力的なのですが、
ベトナム、カンボジア、ミャンマーといった東南アジア諸国、
さらには、仏教の聖地インドや世界の屋根ネパールと不思議アジアの国々へ渡るベース・キャンプの役割を果たす機能を持った街だったからです。
(日本人にとってはヨーロッパに渡る中継地点の役割も果たしました。)
タイ以外のこれらの国は政情が不安定で、旅行に必要な情報が絶対的に不足していました。
カオサンに来れば、情報収集も格安航空券の手配もすべてが整うのです。
ホテルやゲストハウスを始め、レストラン、ネットカフェ、旅行代理店、古本屋等々、
旅行者が必要とするものだけがある不思議な街です。


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