旅の傾向と対策 (おやぢ篇) [バンコク]
プルターチの規則(感動の最終話)
「すでに知っているつもりなら、学ぶことはできない。」
ついに、この日がやって来ました。
ネタ切れです。
まだ陽も明けやらぬ4:30AM。
目が覚めてしまった。
カーテンを開け、スクンヴィット通りを見下ろすと、
こんな時間に昨夜と変らないくらいの交通量。
行き交う車の白いヘッドライトと赤いテールライトが光の帯となって流れていきます。
この街はどうなっているんだろう。
みんな、こんな時間に何をしているんだろう。
この街は私には合わないと思う、シーンのひとつです。
浮かれて過ごした日々の隙間を縫って現れた一瞬の現実、、、
はちょっとおおげさですが、遊園地で遊び過ぎ、ロバになってしまったピノキオの気分です。
なにかに失敗をしています。
海外旅行初心者の頃は、見るもの、聞くもの、すべてが新鮮で、驚きでした。
ところが、近年は、サムイのあまりの心地よさに負け、
過去のトレースをするような旅しかしなくなってしまっていました。
必要な手続きはだいたい自分でできて、
移動手段にも困ることもなく、
会話が通じなくても平気で、
なんでも食べられる丈夫な胃腸と、
大雑把な性格に恵まれましたから、
もう少しだけ困難な旅・・・トラブル・トラベルを求めているのかもしれません。
でも気を付けなければなりません。
ほんとうは、小心者でおまけにお調子者だって分っているんです。
いつか取り返しのつかないような失敗もやっちゃうはずなんです。
・・・などと気弱なフリをしながら、実は次の旅を計画しているんだよ~ん。
コメント 0